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特定の居住にこだわらない新しい生き方として、アドレスホッパーが注目されるようになりました。
旅をするような暮らし方に憧れを持つ方もいるかもしれませんが、アドレスホッパーになる前に知っておいた方が良いことはたくさんあります。
自由度の高い生活には魅力もありますが、それなりの不便もあるため対策方法を知っておく必要があるのです。
伊丹市の賃貸にお引っ越しを考えている人の中にも、自分がアドレスホッパーに向いているかどうか気になっている方もいらっしゃるのでは?
そこで今回は、アドレスホッパーになってホテル暮らしを始めたい人が準備することや、メリット・デメリットなどを詳しく説明します。他にもよくあるトラブルの事例やホテル暮らしの体験談からわかったことなども紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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そもそも「アドレスホッパー」とは
アドレスホッパーとは、定住する家を持たず様々な場所を転々とする人のことです。
「アドレス(住所)をホッピング(転々と)する人」というのが由来です。
アドレスホッパーの生活スタイルは、ホテル暮らしの他、ゲストハウスやマンスリーマンションなど拠点を転々としながらも、定職を持つ方が多いという特徴があります。
アドレスホッパー・ホテル暮らしのために準備すること!
アドレスホッパーになってホテル暮らしをするには、どんな準備が必要なのかを事前に確かめておきましょう。
どこでも働ける仕事
アドレスホッパーとしてホテル暮らしをするためには、仕事もその暮らしに合わせていないと始められません。
またホテルのグレードにもよりますが、生活水準を保つためにも安定した収入を確保したいところです。
- オンラインで仕事が完結するWebデザイナー
- 全国各地で活躍できるセミナー講師
- 自分の得意を活かしたコンサルタント
など、オンラインでできる仕事を中心にいくつも仕事をしながらアドレスホッパーをする人もいます。
「今までの経験を教える」ことでセミナーやコンサルティングを行うなど、自分で仕事をつくる方法もあるので、あきらめずに挑戦してみることも可能です。
住民票を移す
アドレスホッパーは定住する家がないので、住民票をどこに置くかという問題が出てきます。
住民票の住所変更は法律上の義務であり、日本に暮らす限りはどこかに住民票を置かなければならないのが現状です。
もし実家を頼れる場合は、実家に住民票を移すことでこの問題は解決できます。
郵便物などの利便性も考えると、住民票を移す場所としてまずは実家を検討する方がいいでしょう。
実家が難しい方は、unito(ユニット)などホテル暮らしの定額サービスを利用して住民票を置くことも可能です。
ただし条件がありますので、利用する前に確認をしておきましょう。
持ち物を最小限に整理する
アドレスホッパーが拠点を移すときには、身軽な方が動きやすくていいですよね。
今ある持ち物をすべて見直し、不用品はメルカリなどで手放していきましょう。
アドレスホッパーには「これはいつか使うかも」というような持ち物をもつ余裕などありません。
持ち物リストを作ると、断捨離の判断基準になるのでいいですね。
アドレスホッパーのメリット
アドレスホッパーに憧れを抱く人が増えていますが、その理由は一体何なのか。
アドレスホッパーのメリットを見ていきましょう。
好きなライフスタイルを送れる
荷物が少なく、家の縛りもないアドレスホッパー。
自分の好きな場所で、好きなことをしながら暮らせることが大きな魅力といえるでしょう。
ホテル暮らしなら充実したサービスを受けられますし、ホテルを変える時も趣味を軸にしたり地域を軸にしたりと、自分の思うままに行動できます。
固定費を削減できる
家を持たないアドレスホッパーは、家賃、水道費、光熱費といった固定費がかかりません。
その他にも火災保険や家具・家電の購入など、家を持つことでかかるコストがすべてカットできます。
固定費は支出の割合を大きく占めることが多いため、ホテル暮らしをすることによって節約できる費用もあるのです。
様々な土地の生活を楽しめる
住む場所を自由に変えられるアドレスホッパーなら、日本全国の様々な土地の生活を楽しむことができます。
ホテル暮らしで拠点選びをするとき、リゾートホテルにすればイベントに参加してその土地の料理やショーを楽しむこともできるでしょう。
新しい価値観との出会いが秘められたアドレスホッパーの生き方には、人生を変えてくれるような可能性も感じますよね。
家事から解放される
家を持つと、掃除、洗濯、料理、片づけ、名もなき家事など・・・やるべき家事がつきものですよね。
アドレスホッパーなら、こういったすべての家事から解放されます。
本来なら自分でやる家事が、ホテル暮らしならホテルスタッフが代わりにやってくれるので、心と時間にゆとりが生まれます。
アドレスホッパーのデメリット
魅力いっぱいのアドレスホッパーですが、実践する人はまだまだ少数です。
どんなデメリットがあるのかも見ていきましょう。
ホテルを常に探し続けなければならない
家を持たないアドレスホッパーは、常にホテルを探し続ける必要があります。
ホテルを変えるタイミングは数週間~数カ月と人それぞれですが、次のホテルが決まらなければ移動することができません。
訪れる地域によっては、ホテル自体が簡単に見つからないこともあるので、事前の下調べが欠かせません。
ホテル探し自体を楽しんでできる人なら問題ないでしょう。
持ち物を増やせない
ホテル暮らしで理想のライフスタイルを送りたい人なら、きっと日々の生活にワクワクを求めるはず。
雑貨や生活用品でワクワクを感じても、アドレスホッパーはそう簡単に物を増やすことができません。
増えた荷物とともに移動を重ねることは、想像するだけで苦痛です。
ミニマリストとして暮らすことになるので、お気に入りのものに囲まれた生活は厳しいでしょう。
費用がかかる
なんだかんだで一番ネックなのが、この費用面かもしません。
ホテル暮らしを続けるには宿泊費はもちろんのこと、外食費、交通費、通信費などがかかり、定住するよりも高くつくことが多くあります。
自炊が厳しいホテル暮らしでは、毎回の食事がバイキングなどの外食やテイクアウトが中心になるので、定住よりも食費がかかる可能性が高いです。
安定した収入の見込みがある人にとっては特に問題ないでしょう。
アドレスホッパーのよくあるトラブル事例
定住のときには感じなかった不便が、アドレスホッパーとしてホテル暮らしをして初めて、困ったトラブルとなることもあります。
続いては、アドレスホッパーによくあるトラブル事例をご紹介します。
運転免許証が更新できなくなる
運転免許証の更新は、住民票がある自治体で行います。
住民票とは別の地域でホテル暮らしをしているときに運転免許証の有効期限が切れると、更新ができないトラブルになってしまいます。
運転免許証の更新時期が近づいても郵便物に気づきにくいアドレスホッパーは、免許更新を見逃しがちです。
自動車を運転するときだけではなく、本人確認書類としても使う重要なものなので、運転免許証の更新は忘れないように対策しましょう。
クレジットカードの審査がスムーズにいかない
クレジットカードの発行は、信用情報に基づいて審査されます。
ホテル暮らし中で定住地がない状態だと、クレジットカードの審査に落ちてしまう可能性があるのです。
クレジットカードが必要な方は、アドレスホッパーになる前にクレジットカードを作成しておくことをおすすめします。
絶対にできないわけではありませんが、トラブルを事前回避できると安心してホテル暮らしができますね。
行政サービスが利用できない
行政サービスは、住民票を自治体に登録することで受けられるサービスのことです。
公共施設の利用や公共サービスが利用できるのは、その自治体に住民票があってこそなのです。
定住地を持たずホテル暮らしで転々とするアドレスホッパーは、警察署や消防署、図書館、学校などの公共施設が利用できなかったり、公的補助を受けられない可能性があります。
ある程度の滞在を予定する場合は、住民票を事前に移しておくと暮らしやすくなるでしょう。
週末だけホテル暮らしする方法2選!
「平日は自宅で過ごして、週末だけホテル暮らしをしたい!」そんな風に考える方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、週末だけホテル暮らしをしたい人へ向けて、週末ホテル暮らしの方法2選をご紹介します。
まず1つ目は、ホテル定額サービスの利用です。
unitoでは、週に2~3日ホテルを利用する方向けで、月額5.5万円でホテル居住できる定額サービスを行っています。
このサービスを活用すれば、週末に好きなホテルで過ごす生活が実現できます。
2つ目は、ネットで週末のみホテル予約をする方法です。
先ほどご紹介したホテル定額サービスですが、実際のところ1ヶ月の半分以上をホテルで過ごす人向けの施設が多く、週末のみの利用希望では利用できる地域や施設が限定的なのが現状です。
そのため、暮らしたいホテルの地域によっては、インターネットを利用してホテル予約をするのが安くつくことが多いでしょう。
この方法なら、週末ホテル暮らしの支出を安く抑えることができるはずです。
ホテル暮らしのデメリットは?
魅力いっぱいで憧れを感じるホテル暮らし。
でも「何かデメリットがあるのでは?」と気になりませんか?
アドレスホッパーとして生活するメリット・デメリットはお伝えしましたが、ここでは「ホテル暮らし」の観点からみたデメリット3点をご紹介します。
1つ目が、外食が多くなることです。
ホテルの客室にはキッチンがなく、自炊ができません。
おのずと食事は外食が増え、食費が余分にかかったり、栄養面で偏りが出てしまうことがあります。
2つ目が、音が聞こえやすいことです。
ホテルは一般的な住居に比べ、壁や床が薄い造りになっています。
廊下を歩く足音や、隣室の会話が聞こえるなど、音が気になりやすいデメリットがあります。
3つ目が、友人や知人を招けないことです。
ホテルの客室に出入りできるのは、原則として手続きを済ませた宿泊者のみです。
一時的であっても、ホテル側の許可なしに客室に人を招いたり、宿泊させることはできません。
知人や友人と会う場合は、客室ではなくロビーやラウンジを利用することになります。
「アドレスホッパー」と「定住」はどちらが安いのかを検証!
アドレスホッパーの暮らし方はやはり想像がつきにくく、「結局どっちが安いの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、「アドレスホッパーの一人暮らし」と「定住一人暮らし」で、1ヶ月間にかかる費用をシミュレーションしてみました。
アドレスホッパーの場合
- 宿泊費:9万円(3,000円×30日)
- 食費:6万円(2,000円×30日)
- ランドリー費:1万5,000円(1,000円×15日)
- 通信費:1万円
- 雑費:3万円
- 合計:20万5,000円
定住者の場合
- 家賃:6万円
- 水道光熱費:1万2,000円
- 食費:4万円
- 通信費:1万円
- 雑費:3万円
- 合計:15万2,000円
アドレスホッパーだと、1泊3,000円の格安ホテル宿泊であっても家賃より高くつきやすく、外食が増えて食費も高くなる傾向があります。
そのためトータルで考えると、定住者よりも生活費が高くなる可能性が高いです。
しかし、アドレスホッパーでもコストのかけ方を工夫すれば、安くなることも。
ご自身でいろんなパターンをシミュレーションしてみると面白いですよ。
ホテル暮らしの体験談でわかった意外なこと!
ホテル暮らしに関する知識が増えても、実際に体験してみないことにはわからない部分も多いはずです。
ここでは、実際にホテル暮らしをされた方の体験談をご紹介します。
メリットの要素
- 持っていく服の荷物が限られるので、服選びがラクになった
- NHK受信料支払わずテレビが見られた
- 賃貸契約がないので、好きな時にホテルを移動できた
- 朝食・夕食時間が決められているので、生活リズムが整った
デメリットの要素
- ドライヤーが弱いのが気になる
- 髪がごわごわになった
- 肌が乾燥している気がした
- ホテルの部屋に無駄がなく、寂しく感じた
- 向かいの部屋のテレビの音がガンガン聞こえてきた
食事のリズムが決められているおかげで、生活リズムが整うのはいいですね。
ホテル暮らしならではの有意義な時間を過ごすことができそうです。
ホテルの部屋のシンプルさが贅沢な空間だと思いましたが、かえって寂しく感じる人もいるのは意外でした。
客室内で楽しく過ごせるアイテムがあるといいですね。
ホテル暮らしの感想一覧まとめ!
ホテル暮らしの様子をもっと具体的に知りたい人に向けて、ホテル暮らし経験者の感想をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!
- 1Kで家賃17万円のところに住むより、ホテル暮らしで水道光熱費もかからずゴミ出しもしなくて良いのでお得
- 洗濯機があるホテルを選ばないといけない
- 電気代を気にせずにエアコン回せた
- ホテルの朝食は毎日続くとバイキングでも飽きる
- 日々の食事が面倒くさくなる
- 「生活」の実感がわかず、メリハリをつけるため、休日はなるべく外出していた
- 仕事をするには部屋の明るさが足りない
- 掃除の時はゴロゴロできない
- Wi-Fiが弱い
- 家事のストレスから解放された
- 健康管理が難しかった
- いつでも引っ越しできるのは心理的にプラスだった
- 賃貸の時より旅費の負担が減るので、気軽に旅行ができるようになった
- 都内の家賃とそんなに変わらない金額で、ホテル暮らしは十分に可能だった
- メリット・デメリットはあるが、やって良かった!
ホテルのサブスクってどんなもの?
ホテルのサブスクサービスは、定額料金を支払うとお得に宿泊できるサービスで、仕事や旅行での利用はもちろん、アドレスホッパーとしての生活にも役立ちます。
サービス内容は、全国各地のホテル泊まり放題や、決められた日数の宿泊が可能であったりと様々です。
サブスク選びのポイントは、大きく2つあります。
1つ目は、サブスクの特徴をチェックすることです。
ホテルのサブスクはコスパ重視であったり、ビジネスホテル対応であったりと、それぞれ異なった特徴を持っています。
「30日間泊まり放題」など、長期利用向けプランがあるサブスクなら、1泊あたりの価格が比較的安くなります。
アドレスホッパーのホテル宿泊にはうれしいプランですよね。
2つ目は、利用可能エリアの確認です。
ホテルのサブスクは、全国各地のホテルを利用できるものや、場所がある程度限定されているものもあり、利用できるエリアの範囲が異なります。
自分が宿泊したいエリアに対応しているかを確認し、サブスク選びをしましょう。
「ホテルパス」のサブスクってどうなの?
「hoterlpass(ホテルパス)」は、ホテルのサブスクのひとつで、アドレスホッパーのホテル暮らしを支えるサービスです。
日本全国800以上の施設に対応しており、2022年時点「長期滞在ホテル業界」でナンバー1を誇る施設数です。
月額家賃は6.98万円~と低価格設定なのも人気の理由のひとつです。
初期費用も登録料の9,800円のみで、賃貸契約と比べるとかなりコスト削減になります。
選ぶ施設によってランク料金が発生しますが、圧倒時に6~10万円台の価格帯が人気なのだそう。
賃貸と同じようにホテル暮らしをすることがコンセプトになったサービスなので、家賃と同等の価格で利用する方がほとんどのようです。
ホテルパスのユーザー層は、若い方が多いかと思いきや、20~60代と幅広い年齢層が利用しています。
ホテルパスでは1ヶ月ごとにホテルを変えることができますが、居住期間も様々です。
平均3~6ヶ月スパンの方が多いですが、毎月変える方や1年同じホテルに暮らす方もいるそうです。
アドレスホッパー・ホテル暮らしが向いていない人もいる!
ここまでお読みいただいた方は、ある程度の想像ができてきたかと思いますが、アドレスホッパーやホテル暮らしには向き・不向きがあります。
ここからはアドレスホッパー・ホテル暮らしに向いているかどうかをご自身でチェックしていただきたいと思います。
アドレスホッパー・ホテル暮らしに向いている人
- 旅が好きな人
- 住む場所を変えて暮らしたい人
- 生活水準の変化を楽しめる人
- 収支バランスをコントロールできる人
- 体力やメンタルに自信のある人
- 大きな目標がある人
- 一人時間が好きな人
アドレスホッパーになると、変化が目まぐるしくなるので、新しいものに順応する力が不可欠です。
そしてちょっとやそっとじゃ挫折していられないほど大きな目標、それを成し遂げるための体力があれば、アドレスホッパーを楽しむことができるでしょう。
ホテル暮らしをするにあたっては、経済面も重要です。
好きな場所で好きなことをしていくライフスタイルを叶えるには、キラキラした理想だけでなく、モチベーションを維持できるメンタルや体力が必要なのです。
アドレスホッパー・ホテル暮らしに向いていない人
- 環境の変化に敏感な人
- 経済的に安定していない人
- 特に明確な目標がない人
- 気を遣うことが多い人
- 贅沢をしていると不安になる人
新しい環境に飛び込むことが醍醐味であるアドレスホッパーとしては、環境の変化についていくのに苦手意識があると致命的です。
「楽しそう!」「やってみたい!」という勢いがあるのはいいことです。
ただし、ずっとホテル暮らしをしていくのに明確な目標も経済的な余裕もない場合は、モチベーションが下がって途中でくじけてしまう原因につながります。
また迷惑をかけたくないという思いが強かったり、贅沢をしても「こんなことしていいのか・・・」と不安になりやすい人も、性格的にあまりおすすめできません。
安定志向の強いや優しすぎる人は、定住向きといえるでしょう。
そんな方でも、短期間のアドレスホッパーやホテル暮らしなら可能です。
3カ月間だけ、半年間だけといったように、ゴールを設定すると逆算できるので、予定が立てやすくて安心です。
予算も決めて計画的に行うアドレスホッパー・ホテル暮らしなら、無理なく行えそうですね。
人生で一度はやってみたいホテル暮らし、あなた自身がアドレスホッパーとなって実践してみてはいかがでしょうか?
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